バンコク国立博物館2016ーその3・バンチェーン遺跡

タイ東北部のバーンチェン遺跡にて出土。紀元前300年〜AD200年
1960年前後に偶然発見された遺跡で、後期となる彩文土器。
特に渦巻文様は大胆で伸びやかな幾何学文で注目されているが、
これら土器や青銅の発掘により世界遺産となっている。
直接描かれた彩色文は焼成されておらず、色落ちしやすく実用のためでなく
副葬品と考えられる。







バーンチェン前期(BC2500〜2000)の出土品で
文様は刻線で描かれており黒色刻文土器と呼ばれ、
中期には有刻彩文土器、後期は彩文土器と呼ばれる。