花こしらえ・修二会・お水取り

「お水取り」でしられる修二会(しゅうにえ)が1日から、東大寺二月堂でおこなわれている。、
752年から、絶えることなく続いている行法に接してみたいと奈良にはいる。

「花拵え(はなこしらえ)」
造花による椿の花500個を僧侶(11人の
練行衆)の男手だけで造り須弥檀に飾られる。
芯はタラの木で、紅白の5枚の花弁
(紅花染めの赤、白の和紙、
黄色のおしべは梔子(くちなし)染)
タラの芽は好物ですがー、飾られた500の椿は
荘厳で華麗らしい。拝観は不可能のようです。


牛玉櫃(ごおうひつ)
行法に必要な一切の法具をいれた箱。
この紋は、「抱き茗荷」と思いきや、少し違う
ようでもあり、調べてみると、「杏葉・ぎょうよう」と判明。
美しい形態に、しばし凝視させられている。
しかし、この寺紋と二月堂の関係など不明。









お松明
二月堂登廊に準備された松明(しょうみょう)。
真竹(根付き)と杉の葉あたりが絶妙な造形で美しい。
本番(12日)の松明には桧で編んだ籠がつく
籠松明。







修二会は、7時から始まりますが、6時に着いてこの位置を確保の立ち見。

30分前。6時半頃


残念ながら、声明は聞こえてこないが、大仏開眼供養752年から絶えることなく続き、
今年で1259回(2010年)だそうです。感嘆の1259年持続