2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アユタヤ様式の仏像2

片足の裏を上に向けてすわる半跏趺座(はんかふざ)の座禅式に、 右手を地に触れるような触地印(降魔印)を結ぶ坐像は タイの仏像に、最もよく見られる定番のようです。 台座は、ウスをつぶしたような単純な形とあり、まさしく、これのことでしょう。 スコー…

スコータイ様式の仏頭

タイの仏像によくみられる頭頂部に、タイ語で「ラッサミー」と呼ばれる火焔状の装飾を戴き、 放射されている光をあらわしています。 髪の生え際を細い帯状線が巡る特徴をもつウートーン様式もみられるが、 頭の螺髪(らほつ)の、ひとつひとつが小さく作られ…

沖縄・おもろまち気分

那覇副都心・おもろまち駅前。この時期に満開の「トックリキワタ」 別名 スペイン語でヨッパライノキ の堂々たる威容。 南米のボリビアから持ち帰った種から植栽40年、街でも、よく見かけるようになった。 この木が最初の一本らしい。庭で大きくなりすぎ、こ…

首里円覚寺・放生橋

沖縄芸大絵画棟前から眺める、ライトアップされた首里城。沖芸のロケーションは、いいんです! ほぼ同じ位置から、円覚寺越しの眺望。右は復元された円覚寺の山門。 戦前まで、国宝に指定されていた放生橋。欄干などの彫刻やレリーフが 精緻で貴重な橋。沖縄…

母たちの神・比嘉康雄展

かなりの眼力で、にらみをきかすシーサー(獅子・シーシー) 軟弱なシーサーが多いなか、こうでなくては! 沖縄・那覇に6日ほど滞在する。 県立美術館では、かって求めた写真集の 写真家・比嘉康雄の没後10年を記念した展覧会が開催されていた。 最も注目し、…