2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本阿弥光悦・桃山の古典

本阿弥光悦の携わった名品が、なんと150点が揃うという恍惚の展覧会。 私には琳派の創始者で原点でもあり、宗達との接点を探れる稀にみる至福の鑑賞で 二日続けて五島美術館に出向く。 光悦の描いたものとされる数少ない扇面 中箱書きには宗達筆とあるが、近…

野見山暁冶展

尾道市立美術館「消えないもの・野見山暁冶展」 ステンドグラスのための大型下絵(油彩キャンバス)が数点と近作、オブジェなど、 色彩や筆触が縦横無尽に横溢して、はなはだ触発される。 かって、ご一緒した「アートの尾ひれ」展のオブジェなども多数披露され…

桃山陶-多治見市美濃焼ミュージアム

「た禰さんからの贈り物」 故・加藤た禰は、膨大な桃山陶を「電燈所 た禰コレクション」として寄贈した人物で、 その郷土愛から収集した 黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部など美濃の名陶をたずねる。 黒織部茶碗 三角文と格子文、内面に吊るし柿文。 外側には、大…