魚籠・びく

竹や蔓などを編んで造られた民具は編組品(へんそひん)と言われ、手作りならではの用具の美しさがみられる。
私にとっては、特に漁具である魚籠(びく)は、その用途や機能からくる「かご」の呪術的な意味や、その膨らみのもつ造形と
網目の美しさに魅了され興味つきない。

九州南部で造られたと言われる独特の形態をもつ魚籠で、
四角い底面から立ち上げて肩ですぼまり首で括(くび)れて、口にむけて広がる「方形首括れ広口型」と呼ばれる。
東南アジアから九州・鹿児島地方にみられ、その類似性に関心がもたれている。



ラオス共和国の川蟹を採る魚籠ですが丁寧で精緻な網目が素晴らしい。


どれもラオスの川蟹採り魚籠です。

Frank Stella 回顧展

フランク ステラ 回顧展 Oct.30,2015〜Feb.7,2016
NewYorkに12月25日から31日まで滞在しましたが、5月に新館となったホイットニー美術館にて、
幸運にもステラの大規模な回顧展が開催されていた。
初期のストライブ作品からミニマルやジオメトリックからも離れ、「マキシマムリストである」と宣言する
に至る経緯の作品群など関心と興味つきない展覧会となっていた。











SOTATUーMakingWaves・俵屋宗達 と雅の系譜 展

ワシントンDCの Freer美術館とサックラー美術館にて、史上最大の「俵屋宗達」展をみる。
門外不出の「松島図屏風」と「雲竜図屏風」などは、長年の願望がかない感慨深い。
その他多くの名品がならび、宗達スタイルである琳派様式の祖型ならではの
王朝美と雅の系譜として70点以上の展示作品は壮観でした。
2015年12月28日








Wat Pong Sanuk Lanpang & wat phra That Lampang Luang

花馬車がシンボルのLampang市の郊外にある2つの寺院を訪ねる。
北部タイでもっとも美しく、タイ国内での最古の木造建築と
いわれている Wat Pong Sanuk Lanpang。
そして、この寺院を訪れなければLanpang(県)を訪れたとは言えないと評判の
Wat Phra That Lanpang Luang。[2015年11月16〜17日]





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タイ・チェンライでの個展

チェンマイ大学ファインアート・ギャラリーでの個展の後
200キロほど北東の都市チェンライのギャラリー Art Bridge ChiangRaiにて
個展を開催していただき、オープニングレセプションなど歓待に感激でした。
2015年11月21日〜12月18日









Wat Phumin[寺院]・タイ王国ナーン(Nan)県

2015年11月14日〜17日
チェンマイから東に200kmはなれたナーン(Nan)県にある、
Wat Phuminw(寺院)を訪れる機会をもった。16世紀に建立された
美しい十字形の本堂は、歴史的な価値のある美しい壁画が有名で
本堂をつらぬく2匹のラーガ(龍神)も背後の尾のスパイラルが興味ぶかい。









タイ・チェンマイにて個展

タイ王国の中北部に位置する都市チェンマイにて
個展を開催いたしました。
チェンマイ大学ファインアート・ギャラリー
2015年 11月 9日〜19日 



チェンマイ大学ファインアート学部1階にある
Faculty of Fine Arts Gallery CMU にて