2010-04-12 鳴谷神社・神猿 神社 聖寶寺(三重と滋賀の県境)の麓にあった鳴谷神社は、807年、聖寶寺を開いた際に 滋賀の日吉大社の分神(日吉山王社)として祀られたといわれ、 神サブの佇まいが漂う格調高い社でした。 右は比古杉(ヒコスギ)、左は比賣杉(ヒメスギ)とある。 日吉大社にならい狛犬ならぬ猿が、神の使いとして鎮座(阿吽の2体)。 「神猿・マサル」といい、「魔がさる」とか「勝る」何よりも優れて美しいものを もつ正義の表象として信奉されてきました(神社解説文)とある。 思いがけない、この苔蒸す苔衣の猿や表情、社の佇まいに立ち去り難い。