神社

花の窟神社・御綱かけ神事

紀伊・熊野にある、岩窟を祀り、長い縄による綱かけ神事で知られる花の窟(いわや)神社を訪れる。 イザナミノミコトを祀る御陵であり、日本書記にも書かれている巨岩・磐座信仰の拝所であり社殿はない。 目前には、七里御浜と熊野灘がひろがる雄大なロケーシ…

上賀茂神社・立砂と勧請吊

京都にて、最も古いとされる賀茂別雷神社(上賀茂神社)に初詣。 桜門と玉橋。松がとれた10日、天候がすぐれないせいか境内は静か。 立砂(たちずな)・ご神体である神山を象徴して神の依代となっており、鬼門にまく清めの砂や塩の起源とされる。 右の高く白い…

三輪山・拝山

古代より原始信仰の対象であったとされている三輪山へ拝山(登山)する。 三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ) この紙垂は通常のものよりシンプル、榊や竹との組み合わせのしつらえもよく、私には垂涎もの。 古代マヤには、マット・シンボルとよば…

上賀茂神社立砂と大徳寺京豆腐

賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ・上賀茂神社)の立砂を見にゆく。ここの端正な立砂には、 なぜか心落ち着き安心させられる。京都での所要後、閉門の5時に間に合い滑り込む。 神籬(ひもろぎ)―神聖な籬(まがき) 大徳寺の東通り奥にあり、かって駐車…

瀧原宮・瀧原竝宮

瀧原宮(たきはらのみや)は、「大神の遥宮(はるかみや)」と言われる伊勢神宮・内宮から最も離れた 元伊勢・別宮である。深い渓谷と鬱蒼とした森林の長い参道を進み参拝(1月6日)。 参道にそびえる左の神杉は、不思議なことに、表皮が捻じれてスパイラルして…

玉置神社・洲浜紋

紀伊・大峰山系の霊峰玉置山。その山上近くにある玉置(たまき)神社。 熊野本宮と旧社地「大斎原(熊野川の中州にある霊地)」を訪ねた折、そこから 1時間ほど山奥に、「玉置」という名称と、白い玉石の洲浜らしき場のある神社を知り、 洲浜フェテイストとしては…

鳴谷神社・神猿

聖寶寺(三重と滋賀の県境)の麓にあった鳴谷神社は、807年、聖寶寺を開いた際に 滋賀の日吉大社の分神(日吉山王社)として祀られたといわれ、 神サブの佇まいが漂う格調高い社でした。 右は比古杉(ヒコスギ)、左は比賣杉(ヒメスギ)とある。 日吉大社にならい…

美保神社

出雲の辺境にある鄙びた漁港に面して、その格調と威容は遠路を忘れさせる・2008年8月。 シンプルな御幣が秀逸。そしてカラフルな御幣に注目させられる、 やはり五色の瑞雲の地なのだ。

神魂神社・瑞雲之図

出雲大社拝観の翌日、三保神社、神魂(かもす)神社などを訪れた(2008年8月)が 神魂神社の森閑として、観光客を拒否する佇まいには恭謹させられる。 最古の大社造り(国宝)であり、宇豆柱とともに威風堂々として立ち去りがたい。 やはり、本殿天井に9の瑞雲が…

出雲大社本殿・大遷宮・特別拝観

60年に一度の大遷宮・特別拝観2008年8月 天井・八雲(瑞雲)之図 平成20年8月5日に早朝から並び予約をとる。午後になって本殿天井画を拝観 その瑞雲の美麗さに唖然となる。 色彩を排した伊勢神宮との対極で興味つきない。 [ 本殿の蔀(しとみ)から、内部天井…