瀧原宮・瀧原竝宮


瀧原宮(たきはらのみや)は、「大神の遥宮(はるかみや)」と言われる伊勢神宮・内宮から最も離れた
元伊勢・別宮である。深い渓谷と鬱蒼とした森林の長い参道を進み参拝(1月6日)。

参道にそびえる左の神杉は、不思議なことに、表皮が捻じれてスパイラルしている

ここは中央構造線の上にあるゼロ磁場として知られており、
磁力のぶつかり合う気のエネルギーの証明。まるで注連縄のように捻じれている。


瀧原竝宮(たきはらならびのみや)と右に瀧原宮、奥に若宮神社長由介神社が鎮座する。
森閑とした神聖な霊域のなかに、裸形の神明造りの社が並び、やはり神気に満ち溢れている。


神明造り・樫木(かつおぎ)は六本、内削ぎ(水平切り)の千木(ちぎ)、周囲には瑞垣と玉垣の二重垣が美しい。

御神札は、伊勢ならではの端正な形で、御神木を抱く優しい和紙から透ける文字や朱印など、
そのシンプルで厳粛簡素な美しさに凝視させられる。