ネパールの仏頭



端正な顔立ちで、如来相の特徴である螺髪(らはつ)も見事だ。
額の中心にある白毫(びゃくごう)は、左回りの螺旋状の白い毛
伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされるそうですが、
はっきりと判る形で刻印されており気になる造形でもあり、求めた理由の一つ。
凛々しく眉目秀麗なのも、ネパールやチベットの仏像にしては、
めずらしいのかも知れない。口元も、かすかに微笑しているようで愛らしい。
首にある筋は、三道といい、如来相のひとつだそうです。
青銅で高さ23cm。