アフリカ・グレボ族のマスク


コレクションのアフリカンマスク。
左は、油彩作品「HT-0509」(2005年・原健制作)、並列して見てみたいと並べる。 
タイトルの「HT」は、HITO(人)の略です。


祖霊からの複眼による加護
太陽のもとで見てみなくてはと、直射日光を……。やはりスゴイ!
西アフリカのリベリアコートジボワールグレボ族のマスクですが、
戦闘のマスクと呼ばれ、筒状に突出した複眼と、鳥のクチバシをしており、
祖先に繋がる祖霊からの視座による庇護や、戦意や畏怖をあらわしているらしい。
抽象的で幾何学的な複眼は、造形的にインパクトがあり魅かれる。
グレボ族のマスクは、幾何学的なものが多いが、これは、私にとり白眉ですね!
本来は、白い顔料で、塗られていたようです。