読谷窯と根来盆

根来塗角切折敷(すみきりおしき)盆には、酒器でなければと…

灰釉の泡盛角瓶と猪口は、'05年に読谷山窯の大嶺實清氏の陶房を、沖縄県芸の友人に紹介するよと
連れられ、お訪ねした時に求めたもの。大嶺氏は、沖縄芸大学長を辞められた直後で悠々とされ、
美味な豆腐餻(とうふよう)を御馳走になったり、猪口二つは、かなり選んだ上に頂いたもの。
琉球漆器の盆でないのが残念ですが、根来塗りにも、やはりいいですね!
酒器角瓶は、大嶺氏を、一躍著名にした代表作ですが、こんなに角切(すみきり)盆と似合うとは!
そして、四角に切られた豆腐餻(とうふよう)を添えれば至福でしょう。

壺屋やちむん通りの店で、一目ぼれして食指が動き買い求めた時に、大嶺實清氏の作と知らされ、
その後、お訪ねすることになった記念の大皿('05年購入7寸)。
この染付運筆の豪放な素晴らしさには、いまだ魅了されている。

唐草柄染付皿(5寸)は 壹岐幸二氏 酒杯は師の大嶺實清氏のところで。
この唐草文も、なかなかにいいですね!

菊池穣氏の湯のみで、昨年仕入れたもの、緑釉が美しくシンプルで、かなりの気に入り。
やはり、かって大嶺工房にいた人。(お二人のは'10年那覇久高民藝店で購入)