ホンジェラス・コパン遺跡

世界遺産などで紹介され、新たな神殿が発見されて話題の中米・ホンジェラスにあるコパン遺跡
最近の画像をみると、重要な石碑などには、屋根がつき、私が訪れた時とは、かなり様相が違い驚かされている。
35年前ですが、最も美しいといわれるマヤ遺跡の、いまでは貴重な画像かもしれない。

グアテマラ共和国の国境の町エル・フロリドからヒッチハイクにて、遺跡のあるホンジェラスへの国境を越える。
国境には踏切のようなボーダーがあり、この建物はイミグレーション(出入国管理事務所)。

コパン、ルイナスの町。この時には、観光客らしきは私一人。中央広場の正面には教会。

教会の左は、たしか雑貨屋兼食堂とホテル。ここに2泊した記憶が!(35年前でしたから)

フェンスで、しっかりガードされた遺跡公園。グラン・プラザ(広場)には、巨大なステラ(石彫)が立つ。

観光客と比べても、やはりデカイ。この時は雨季のせいか、他に欧米人のカップルが一組のみで閑散としていた。




美しい建築構造をみせる球戯場。にわかには信じがたいが、勝者には、生贄(いけにえ)になれる
名誉と栄光が与えられる。ユカタンのチチェンイッツァ遺跡の球技場には、その様子のレリーフがある。

球技場の上に、マヤ独特のマヤ・アーチが美しい。これは「持送りアーチ」で、石を水平に積み上げる。
マヤのステップス・ピラミッドに共通する石組で、このグラデュエイト(暫時的移行)する構造が素晴らしい。

マヤ文字で埋めつくされた「神聖文字の階段」。現在は、テントで覆われ保護されている。

発見された状態のまま保存するというコンセプトで、低木やブッシュなどは刈り取られているが、
崩れかけている石組などは、そのままで素晴らしい石彫などが散乱し放置されている。




カメラは、LEITZ-MINOLTA CL(ライカCL).レンズはM-ROKKOR 40mm F2 & M-ROKKOR 90mm F4
ポジフィルムをコダックにてデジタルデータに変換し保存(CD)したものからUP.