左巻・法螺貝「トゥンカル・Dung dkar」-その2


大型で、素晴らしい彫刻をもつ法螺貝・トゥンカル(手前)は、真鍮をまとい、コーラルやターコイズが散りばめられている。
かなりボリュームのある重さで3,3kgある。


カーラ(鬼面)神や、竜神(ドラゴン)、豹、虎、鳥などの彫刻が、アルカイックな強さや神秘感で興味つきない。
カーラは、黒の意で、閻魔大王や、大黒天のルーツとされるが、にわかには信じがたい。
しかし、タイやカンボジヤでも愛されている図像だ。

やはり、稀有で崇拝されている貴重な左巻の法螺貝。55,5cm 最大幅31cm 重量3,3kg

なんと、法螺貝(シャンク)の独奏が多数収録されており、古代インド寺院音楽が、しばし悠久な世界へ〜。
参照;http://d.hatena.ne.jp/takeshihara/20120610/p1