金剛寺・特別拝観
六曲屏風「日月(じつげつ)山水図屏風]を、畳の上に正座をして観たい、そして
収蔵されている金剛寺も訪ねたいと、1年に2日のみの特別拝観日、5月5日にでかける。
ちなみに、もう1日は、11月3日。 (拝観写真は場外から望遠で撮影)
金剛寺HP http://amanosan-kongoji.jp/event/080505/index.html
先月の世田谷美術館「白洲正子展」での出会いと、続けての至福な時間。
洲浜と荒磯、大海波頭と深山幽谷、雪山と桜咲く山、金箔の日輪と銀箔の三日月
さまざまな視座によるノー・フォーカス。山水のワンダーランドだ!
折口信夫が「海山のあいだ」と言った狭い平地の日本。
これが室町時代後期に描かれており、作者不明とは!
重要文化財ではなく、国宝のクオリティ―。
本坊の庭園。中央に、なんと樹齢600年の五葉松。右手前の亀島の石組もなかなか…。
草行山水自然形、鶴島、亀島、枯瀧による枯山水と魅力的な言葉。
洲浜がないかと…。
「御影」の言葉には、たまらなく魅入られ気になっているが、観月と並ぶとは!
南北朝・吉野朝時代の美学には魅かれるなー。
宝物館前の牡丹園、満開の牡丹をみると、やはり「花・華の王者」。