望潮・シオマネキ

2012年「DOMANI・明日展の45周年特別展示に「望潮・シオマネキー0720」を出品。


原健 「望潮・シオマネキー0720」 117x910cm F50 油彩・キャンバス
展覧会パンフレットに記載したコメント

望潮と書いて「しおまねき」と読み、数年前から、「望潮」の言葉が気に入り描きタイトルとしている。
海に囲まれたこの国は、潮の満ち引きによって恵みを受け育まれてきた。
時には、ツナミという牙をみせられるが、干潟に生きる「シオマネキ」は自然の摂理とともに
潮の満ち引きを待望しながら生かされている。
いま一つ「シオマネキ」のお気に入りは、ハサミを振る動作が、手をふり描くストロークに見えて、
空中に絵を描いているようだ。