土偶・井戸尻考古館 尖石縄文考古館

八ヶ岳の南麗に点在する縄文銀座とよばれる遺跡を訪れる。
新たな出土品により、縄文のイメージを覆えさせられる土偶や土器の異相の数々や
一万年におよぶ縄文期の特異な造形に、あらてめて驚かされる。
そして、出土した土地や大地ならではの臨場感が…。
http://www.city.chino.lg.jp/ctg/07050020/07050020.html


尖石縄文考古館では、この「仮面の女神」重文に一撃をくらい「これはスゴイ」と唖然。
一昨年の大英博物館「DOGU]展や、東博での帰国展でセンセーションになったのが頷ける。
これが、メイドインジャパンの実力(?)なのだ。マヤやインカの土偶以上にスゴイ。
アフリカの仮面もタジタジで申し訳ない。  

国宝の高名な縄文のビーナス


諏訪郡富士見町にある井戸尻考古館では、半人半蛙(はんにんはんあ)文様
蛇と月の軌跡などがキィワードとなった丁寧な解説や図像に魅入られる。
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神像筒形土器の異様な図像や造形には畏敬すら覚える。
こんなガラス張りの箱に入れられ、無愛想な転倒防止補助器具にガードされてしまって!
松明やかがり火に照らされる祭祀空間で揺らめく神像の御影を見てみたい。

複写転載:「井戸尻・第8集]編集発行・富士見町井戸尻考古館
超時空生命体・トランスフォーマーか筒型容器と合体したサイボーグだ!

井戸尻考古館横にある環状列石


複写転載:「井戸尻・第8集]編集発行・富士見町井戸尻考古館
やはり古代から、「ヘンシーン」や「合体」は憧憬だったのだ!





三つ指や特異な目やメタボな腹部から、半蛙文と判明できる。

八ヶ岳の南麗の諏訪郡原村にある八ヶ岳美術館では、阿久遺跡の出土品による
企画展も貴重であった。美術館は、村野藤吾によるユニークな設計。

http://www.lcv.ne.jp/~yatsubi1/menu/index.htm