一乗谷・朝倉氏遺跡・その2

戦国武将の豪壮華麗な庭園として著名な遺跡を、越前(福井市郊外)の地に訪ねる。

唐門(西門)を内側より 遺跡や名勝に特別とつけば国宝と同等で、やはり管理や整備はすばらしい。

この時代には大変珍しい、四角く区切られた中庭の花壇が手前に見える。


花壇のある中庭と池泉石組庭の周りに、湯殿、数寄屋、会所、常御殿、など、内と外との巧みなレイアウトが
興味深く、格調ある驚きの設計。



数寄屋の前の池泉庭園。やはり、厳しさのある重厚な岸壁を思わせる石組。中庭の矩形の花壇との対照が絶妙。
会所や数寄屋の礎石が池の淵の間際に置かれており興味深い。

南陽寺仏殿跡と糸サクラの大木。


国指定特別名勝 南陽寺跡庭園の石組.コンパクトだが、威風があり格調も高い。