野々村仁清・水玉透鉢と牡丹雪

畠山美術館(東京・白金台)の25年冬季展(仁清・乾山・光琳)1月19日〜3月20日

水玉透鉢 [野々村仁清・江戸17世紀」が、柔らかい自然光のもとで展示されておりありがたい。、



 口縁は五弁からなる輪花鉢の形状なのだが、牡丹雪がゆっくりと降りそそぐ風情とは、
花鳥風月ならではの佇まい。たんなるドットの造形とは異なる仕立てだ。
しかし、この超絶技巧は、相当の修練が必要な神業でしょうし、江戸時代初期に生まれたとは!

この冬季展には、本阿弥光悦「赤楽茶碗 銘 李白や、
光琳の6年ぶり「白梅模様小袖貼付屏風」、遠州などの名品も公開されている。
しかし、愛する仁清・宗達写楽と、いずれも生没年不詳とは、なぜだ!
参照http://d.hatena.ne.jp/takeshihara/20100624/p2
参照http://d.hatena.ne.jp/takeshihara/20121018/p1