展覧会

雨雲と時雨など名碗

絢爛たる桃山の文化.特に慶長年間にそそられる私には魅惑的なタイトルの美術展だ。 建築、調度、屏風、南蛮、聖龕(せいがん)、蒔絵など、豪華潤蘭。そして陶器へと― 志野・織部の美濃焼を「織部の席巻」として、地元ならではの優品がオンパレード。 「へうげ…

愛知60年代の美術展

1968年からの初期作品など40年ぶりの展示にめぐまれました。 左から、1968年 NO TITLE-B(cross work) / リトグラフ 1969年 GRADUATION-CROSS / キャンバス・着彩 1971年 RELATIVITY 2-A / メタルプリント・銅凸版 1969-71年 GRADUATION / リトグラフ 196…

画家・銭選(せんせん)の「牡丹図」と「官女図」

かって「能・石橋」の勇壮な紅白の牡丹を見て以来、ますます気になる存在の花ですが、 以前から上野東照宮の牡丹園は、時期になると素通りできず、寒牡丹や春牡丹をのぞいては、 この東洋でもてはやされる花の魅力を探っていた。 今回の徳川美術館では、なん…

吹き墨・香港藝術館

香港を訪ねた時(2年ほど前)。香港藝術館に行きましたが、陶磁器の部門は、さすが、 歴史の厚みに圧倒され、クギずけにさせられる美術品に出会いました。 抽象表現主義的なタッチ、どうも直接には筆をおいたようには見えない釉薬の流れと滲み、 キャプション…

AYA・彩・Exhibition’10

2月17日からの彩展'10に参加出品 [:400]

Richterの未公開作品

先日1月30日に訪ねた六本木MoriArts Center Gallery,G|tokyo|2010展にて、 G Richterの未公開作品をみる。 オーナーのWakou氏によると、フロッタージュ的手法に見えますよね!とのことで、 なかなかに興味深い表出で、めずらしく蛍光が含まれた色彩が使われ…