2010-01-01から1年間の記事一覧

かのこ(鹿の子)・刺身

新聞掲載の写真をみて、目がテン(ドット)に。 生後三日の子鹿で体長40センチだそうですが、正真正銘のかのこ(鹿の子)模様 この散らしドットは、ミゴトな神の技。 複写転載:中日新聞6月6日の記事「初の子ジカ誕生・大紀の大内山動物園」より 鯨・クジラの「かの…

真珠庵(大徳寺山内)

なかなか機会に恵まれなかった、雪(ゆき)真珠に由来する塔頭に。(5月3日) 真珠庵で求めた絵葉カードより複写・転載期待していた名勝、茶祖村田珠光・作庭「七五三の石組庭園」。苔はもうせん苔で、 かっては、鴨川の並木や比叡山を借景としていた低い刈り込み…

玉林院・簑庵(さあん)

京都国立博物館での長谷川等伯展に関連した特別公開を大徳寺などで巡る。 瑞雲の瓦、垂涎物だ! 大徳寺塔頭の玉林院にある南明庵。左(西)に簑庵(さあん)、右側に霞床席の書院 白木の二つの踏み台は、特別展のための仮設。庭は解体修理のあとで、いまだ赤土が…

版画の色―リトグラフ 展

展覧会のお知らせ 版画の色―リトグラフ 2010年5月24日(月)―6月5日(土) 文房堂ギャラリー 東京・神田神保町

北畠氏館跡庭園

三大武将庭園の一つで、伊勢国司・北畠晴元を訪ねた細川高国が亨録三年(1530年)に 作庭した室町時代の池泉庭園に行く。 一見、無愛想にみえた戦国武将の庭園だが、 複雑に湾曲した汀線をしており「米字池(こめじいけ)」の名がある。豪放で、 力強い石組の構築…

玉置神社・洲浜紋

紀伊・大峰山系の霊峰玉置山。その山上近くにある玉置(たまき)神社。 熊野本宮と旧社地「大斎原(熊野川の中州にある霊地)」を訪ねた折、そこから 1時間ほど山奥に、「玉置」という名称と、白い玉石の洲浜らしき場のある神社を知り、 洲浜フェテイストとしては…

毛越寺(もうつうじ)・遣水(やりみず)

奥州平泉の地に850年建立された、浄土庭園の洲浜と荒磯の遺構を伝える名勝。 出島と池中立石(主石)や臥せ石の絶妙な石組み。背後には洲浜が〜 2006年9月に訪れた初秋の画像より 拳大の玉石が敷きつめられ、復元された平城京東院庭園と同じなのだ 当時のまま…

洲浜・平城宮東院庭園

海龍王寺、法華寺を訪ねた折に、隣接する東院庭園を訪ねた。平城宮の発掘と復元によって 甦った古代の庭園は、玉石が敷かれた洲浜の屈曲した形状が見事で、 中島もあり、期待以上の浄土庭園、日本庭園の原点なのだ。 洲浜愛好家には、夢にみる汀線(ていせん…

鳴谷神社・神猿

聖寶寺(三重と滋賀の県境)の麓にあった鳴谷神社は、807年、聖寶寺を開いた際に 滋賀の日吉大社の分神(日吉山王社)として祀られたといわれ、 神サブの佇まいが漂う格調高い社でした。 右は比古杉(ヒコスギ)、左は比賣杉(ヒメスギ)とある。 日吉大社にならい…

霜降りと鹿の子=ドット

リブロースとサーロイン、合計で八萬四阡円也のブログ画像による入学祝いですが 御鑑賞、御賞味下さい。この霜降りの鑑賞は、絵画的にも超極上です。 前回ブログの秘仏開帳から精肉鑑賞へと、このギャプが藝術なのだ。 [:W450] 尾の身と言われる鯨の霜降りは…

天平秘仏特別開帳・海龍王寺

奈良では、平城遷都1300年を記念した特別開帳が盛んだ。ポスターや雑誌で見る 海龍王寺の十一面観音には、特に惹きつけられ、春は7日までとのことで訪れる。 海龍王寺・十一面観音立像 雑誌一個人5月号・奈良古寺と仏像より転載 法華寺十一面観音立像 国宝…

アサリ貝甲・コレクション1

やはり、生きた貝。活貝のほうが断然美しいと気付きました。今回から生。 しかし、それぞれ名物茶碗におとらず、いい景色をもっているな〜!見込みがないのが残念。 (今回からとは、懲りずに次回が〜!) 画像・クリックおすすめ

吹き墨・香港藝術館

香港を訪ねた時(2年ほど前)。香港藝術館に行きましたが、陶磁器の部門は、さすが、 歴史の厚みに圧倒され、クギずけにさせられる美術品に出会いました。 抽象表現主義的なタッチ、どうも直接には筆をおいたようには見えない釉薬の流れと滲み、 キャプション…

魚屋北渓・貝つくし

やはり、魚屋北渓(ととやほっけい)に、貝を写した優品があり、 一昨年の「写楽・幻の肉筆画―ギリシャに眠る日本美術―マノスコレクションより」で 写楽の魅惑的で繊細すぎる肉筆に固唾をのみ、そして、 北渓の小さな狂歌摺物「貝つくし」にも、見惚れたのを思…

This is アサリ

かなりビックな浅蜊に遭遇、即ゲット。浅蜊のDNAはどうなっているのか、 貝肌・殻表のバリエーションは、すごい、美事ですね! ボリュームある脹らみも見ごたえ充分。 北斎か魚屋北渓、あるいは若冲に、浅蜊か蛤を克明に描いたのがありましたね!

今夜は大松明・修二会

今日は「お水取り」の本命の日であり、深夜には、閼伽井屋から香水をくみ、 須弥壇下の香水壺に供えられる秘儀・行法がある。今夜は、さぞ大勢の参拝者で 驚異的な数のデジカメフラッシュとの供宴となっているに違いない。 ところで思いかけず、近親者から「…

高台寺・圓徳院・等伯障壁画

2006年3月に参観し撮影したものですが、長谷川等伯展にちなみUPします。 等伯による障壁画として、エピソードとともに紹介される作品で、桐紋が雪に見たてられ 冬景色として人気はあるが、 反対側に描かれた襖画は、キラ摺りによる型の桐紋と、撃つように激…

手向山八幡宮・土鈴

奈良では、二月堂の「修二会」の前に、春日大社、大社宝物殿、3月1日落成の興福寺国宝館、 東大寺戒壇院、大仏殿、法華堂(三月堂)を訪ねる。 法華堂(三月堂)の前には、東大寺を守護する手向山八幡宮があり、古い狛犬がよい。 この土鈴は八幡宮神宝の唐鞍を付…

多聞天紋

3月4日 斑鳩の里 法隆寺、中宮寺、唐招提寺を訪ねる。 法隆寺大講堂で紋幕の紋について訪ねたら「多聞天紋」と言い、 日本で一番古い紋とのこと。金堂内陣の多聞天像の光背に記して あるとの説明でしたが、この像は側面からしか拝めず確認できない、残念。 法…

花こしらえ・修二会・お水取り

「お水取り」でしられる修二会(しゅうにえ)が1日から、東大寺二月堂でおこなわれている。、 752年から、絶えることなく続いている行法に接してみたいと奈良にはいる。 「花拵え(はなこしらえ)」 造花による椿の花500個を僧侶(11人の 練行衆)の男手だけで造り…

柊鰯と室生寺

3月2日 室生寺、室生龍穴神社を訪ねる。 3月2日 室生寺の門前の民家にて、柊鰯(ひいらぎいわし)に遭遇。節分から日も浅く、 大和や伊勢には多いと聞いているけれど、竹筒に丁寧なしつらえ、この二つは筋向いでした。 太鼓橋を渡り古刹とは最高のシチュエーシ…

はらドーナッツ

おやつに出され、ネーミングにうれしいビックリ。なんとも可愛らしいショップを教えられ、 もともと、神戸の豆腐屋さんだそうで、豆乳やおからが関係しているらしい。 名古屋栄町にオープンし、たたずまいもなかなか!ならべば30分以上かかりそう。吉祥寺に…

秘蔵公開・卒業制作+修了制作

公開講座で、櫃田伸也氏のスライドによる作品紹介は、卒業制作からスタートされました。 私も「卒業制作から紹介すればよかったですね!」と発言しましたら、 その後、私の卒業作品を見たかったとの熱望!がちらほら。ではということで、 この際、大学院修了…

貴重なツーショット・公開講座「アートの力」

2月20日午後1時30分〜3時愛知県美術館アートホールにて 櫃田伸也氏との貴重で光栄なツーショット。 名古屋造形大で出校日が同じなのにも驚いたけれど、このような場でも御一緒とは、 「奇縁の力」を感じてならない。

美保神社

出雲の辺境にある鄙びた漁港に面して、その格調と威容は遠路を忘れさせる・2008年8月。 シンプルな御幣が秀逸。そしてカラフルな御幣に注目させられる、 やはり五色の瑞雲の地なのだ。

神魂神社・瑞雲之図

出雲大社拝観の翌日、三保神社、神魂(かもす)神社などを訪れた(2008年8月)が 神魂神社の森閑として、観光客を拒否する佇まいには恭謹させられる。 最古の大社造り(国宝)であり、宇豆柱とともに威風堂々として立ち去りがたい。 やはり、本殿天井に9の瑞雲が…

出雲大社本殿・大遷宮・特別拝観

60年に一度の大遷宮・特別拝観2008年8月 天井・八雲(瑞雲)之図 平成20年8月5日に早朝から並び予約をとる。午後になって本殿天井画を拝観 その瑞雲の美麗さに唖然となる。 色彩を排した伊勢神宮との対極で興味つきない。 [ 本殿の蔀(しとみ)から、内部天井…

AYA・彩・Exhibition’10

2月17日からの彩展'10に参加出品 [:400]

Richterの未公開作品

先日1月30日に訪ねた六本木MoriArts Center Gallery,G|tokyo|2010展にて、 G Richterの未公開作品をみる。 オーナーのWakou氏によると、フロッタージュ的手法に見えますよね!とのことで、 なかなかに興味深い表出で、めずらしく蛍光が含まれた色彩が使われ…

ブログ開設 

末永史尚氏のブログと、リンクする画像のFotlifeに触発されてのバージンフライ。 御指導、ご指摘をお願いいたします。http://d.hatena.ne.jp/kachifu/ http://www.fumisue.sakura.ne.jp/